so sasatani,objective-Saw since 1990.02.02
『素描106』 言語の発出が解消となり隣の待ち人がいなくなる。改めて善に急ぎ、密接した木と木の葉が絡んでは喧騒を生む。幻想の院は差にあらず、因の部屋で干された街を眺めて時を待つ。絃いだ園の跡。せめて遺すと詩人は涙を拭く。